認知症とはどのような病気か

認知症とは、脳に何らかの病変が起こり、それが原因で認知機能が衰え、生活管理が次第に困難になる病気。

【認知症の代表的な症状】
次の症状を認知症の中核症状という。
①記憶障害
②見当識障害(周囲の様子や時間、場所を認識できなくなる)
③思考・判断・遂行機能の低下 等
この中核症状のほか、妄想、暴言・暴力、徘徊、幻視、不安、抑うつなど、「行動・心理症状」を伴う。

2012時点では、認知症は全国で305万人で、70歳以上で有病率が跳ね上がり、85歳以上では4人に1人、90歳以上では半分に及ぶ。

【認知症の初期症状】
特徴的な初期症状は、「記憶障害」。
急に物忘れが増えて、家族が心配して一緒に受信するケースが多い。他には、難しい話が理解できないなどがある。

【認知症の原因】
認知症の大半は、脳にたんぱく質がゴミのように溜まることで発症する。これにより、神経ネットワークがうまく働かなくなり、様々な認知障害が発生する。認知症のタイプは、たんぱく質の種類や溜まる脳の場所により異なり、症状や治療法が異なる。

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