認知症の処方パターンについて

認知症はタンパク質の種類や溜まる脳の部位でタイプに分かれる。そのタイプ別の代表的な処方パターンは次のとおり。

【アルツハイマー型認知症】
認知機能を高める薬の処方をし、必要であれば、行動・心理症状を抑える薬を追加。

【レビー小型認知症】
薬物に敏感で副作用が起きやすいので、注意が必要。
トネペジルは幻視を抑え、脳の働きを高めてくれるものの、量をうまく調整しないと怒りっぽくなることがある。抑肝散は幻視やレム睡眠障害によく効く場合がある。

【前頭側頭型認知症】
暴力や暴言等の行動・心理症状がでやすいため、メマンチン、抑肝散、抗うつ剤などを服用し、必要であれば抗精神薬も用いる。

【脳血管型認知症】
血管を広げて血液を確保するくするや血栓を防ぐ薬を用いる。

うつや無気力などの行動・心理症状には、ドネペジルや意を苦を高めるパーキンソン病治療薬のアマンタジンなどで対応する。

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